就職氷河期世代

今月より『就職氷河期世代歓迎企業』として登録させて頂きました。
就職氷河期世代は
バブル崩壊後の1990~2000年代、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行い
現在も様々な課題に直面している世代を指しています。
1991年にバブル崩壊、私が高校2年の頃です。
自身が氷河期世代ど真ん中なのです。
少し上の世代は有効求人倍率が3倍近く、人材の取り合い
大手企業の新卒囲い込みで解禁日が来ると
内定祝いや研修などの名目で1週間程度国内旅行や海外旅行などに連れ出して
過度な接待で、他社の面接に行かないようにしていたり
会社説明会で豪華な昼食が出されたり、多額の交通費が出されたりといっいた話が主で
私もそうなるものと…笑
現在では考えられない就活事情でした。
現実の私世代は、過激な就職活動を強いられ1人10社訪問はマスト
同年代で優秀な大学を出てもフリーターをしたり
社会に出ても、バブル期に採用の感情論でお花畑な先輩方が多かったり
厳しい社会人デビューでした。
就職は時代の経済状況に左右されます
この氷河期世代は本来であれば社会の中核を担う40代のはずですが
現実は引きこもりの大人世代とも呼ばれ、若年層よりも引きこもり人口が高い状況です。
安倍総理の「骨太の方針」で就職氷河期世代の対策が出されるまでは
「能力不足」「自己責任」で片づけられてました。。。
弊社では本年度、50代で職業専門校に通い
電気工事の道を志した人材を雇用させて頂きました
とても実直で、現場での信頼も厚く弊社としても手放さない人材になって頂いてます。
建築業界の有効求人倍率は6倍!
日本とは思えない水準です…
DX化も重要ですが、この世代を上手に活用する事も大切なのではないかと考えさせられます。
谷川